さわだデンタルクリニックのブログにお越し頂き
ありがとうございます。
今日は歯を傷つけてしまう原因の中の(歯ぎしり、食いしばり)についてお話しします。
歯ぎしりとは上下の歯をギリギリ横にすり合わせてしまう状態を言い、多くは寝ている時にしてしまうことがあります。
食いしばりは歯を上下に強く噛み締めている状態でスポーツをしている時や、下向き作業など集中している時にかかることが多いです。
どちらも無意識にしてしまっているので指摘されるまで気づかないケースが多いです。
この2つをしてしまっていると
『歯の負担として』
・歯にヒビが入る、歯が割れる
・歯茎がやせる、歯がしみる
・噛み合わせが悪くなり詰め物が取れやすい
『顎の負担として』
・口を大きく開けると痛い、音がする
・耳の前あたりが痛む
・噛み合わせが悪くなる
『全身への影響として』
・肩こり
・頭痛 など
以下の症状があると歯ぎしりや食いしばりをしている
可能性があります。
①頬の内側、舌の横につく歯の痕
②上下顎にできる骨隆起(骨の出っ張り)
③歯の根元にできる溝
これらの症状が起きる方はまず上の歯型をとりマウスピースを作成します。
マウスピースをすることによって、上下の歯が直接噛み合うのを
防ぐクッションの役割をします。また顎にかかる負担も軽減してくれます。
マウスピースを使用しても症状がよくならない場合は矯正治療により
歯並び、噛み合わせを直していく必要があるケースもあります。
何かわからないことや気になることがございましたら
先生や歯科衛生士に気軽にご相談下さい